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[10/02/23-11:28]
【インド社会】若年層の性の危うい実態
 インドの15歳から24歳までの若者を対象にした性に関する大規模な実態調査で、若者への正しい知識の普及が重要であることが判明した。タイムズ・オブ・インディア紙が2月21日付で伝えている。
 
 調査は保健担当省の主導のもと、アンドラ・プラデシュ、ビハール、ジャルカンド、マハラシュトラ、ラジャスタン、タミル・ナドゥの6州で、計5万1,000人の若者を対象に面談形式で実施され、人口委員会(デリー)と国際人口科学研究所(ムンバイ)が結果をまとめたもの。これにより、さまざまな実態が浮かび上がってきた。
 
 結婚前に交際を申し込む/申し込まれる経験や実際に交際した経験があると回答したのは23%。そのうち4人に1人は性的関係を持つに至ったという。相手は近所に住んでいたり友人だったりするケースが最も多くて男女とも33%、同じ学校に通う学生だというケースが男性で30%、女性で16%。このほか、地域外の知人であるケースが男性で25%、女性で19%、親戚筋であるケースが男性で9%、女性で27%だった。また、性的関係は双方が合意の上でのことだったと回答したのは男性で76%、女性で66%。女性の7人に1人は相手から強要されたと回答している。
 
 15歳以下で異性と2人きりの時間を過ごしたことがあると答えたのは、男性で26%、女性で40%。初めての性体験年齢が18歳以下とした者は、農村部で6%、都市部では1%だった。そのうち、15歳以下で経験したという回答者は、男性では都市部で17%だったのに対し、農村部で29%、女性では都市部が31%で農村部が46%。農村部の方が性体験が早い傾向にあることもわかった。
 
 さらに、婚前交渉の経験者のうち男性の25%、女性の21%は複数の相手との経験があると回答。また、コンドームを使用しているのは男性の13%、女性の3%に過ぎないことも判明した。
 
 ただ、州によって差があり、複数の相手との経験があると回答した比率は最も高い州で32%に達した一方、ラジャスタン州では14%にとどまった。
 
 グラム・ナビ・アザド保健・家族福祉相は次のように語っている。「インドの若者は、妊娠による病気や死亡、胎児が大きくなってからの堕胎、避妊薬の誤用、結果に対する知識のなさなど、さまざまな危険にさらされていることがわかった」「エイズ患者の3分の1は29歳以下。15−19歳の若者のうち8%が結婚前、あるいは結婚相手以外との性交渉の経験がある。また、1度の性交渉でも妊娠することを知っているのは男性では37%、女性では45%。若者への正しい知識の普及が急務だ」。


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