[PR]
インドニュース
インドニュース記事
[08/11/18-15:32]
【インド経済】ルピー安でNRI預金額が急増
インド国外に暮らす「在外インド人(NRI)」の資金が最近、インド国内の銀行に大量に流入している。ルピー安と高金利を受け、今年9月に非居住者預金口座に流入した金額は2006年12月以降最高となる5億1,300万ドル(純額ベース)に達した。11月18日付エコノミック・タイムズ紙が報じた。
インド中央銀行(RBI)の最新データによると、この5億1,300万ドルは、非居住者外貨預金口座(FCNR[B])、非居住者内貨預金口座(NRE[RA])、非居住者普通口座(NRO)の3種類の口座に流入したもの。特に、現在のルピー安を反映してルピー建てのNRE(RA)口座に最も多くの資金が集まった。
なお、今年4−9月期に各種の非居住者口座に流入した金額の累積は7億8,700万ドルに達した。前年同期は7,800万ドル減(流出)だった。
銀行関係者は、非居住者預金の最近の増大について、その主な要因は預金金利の上昇にあると見ている。RBIは9月半ば以降、非居住者預金の上限金利をたびたび引き上げており、3度目となる先週も0.75ポイント上昇した。現在の上限金利は、FCNR(B)がLIBOR/EURIBOR/SWAPに1ポイントの上乗せ、NRE(RA)が同1.75ポイントの上乗せとなっている。
以前は非居住者の間では非居住者預金は人気がなかった。インド国内にいる親族に送金し、国内の固定金利預金や証券・不動産などに投資して高い利益を得る(親族は年間20万ドルまで国外に送金できる)方法が好まれていたためだ。だがルピーの外国為替相場が対ドルで安くなっている現在、ルピー高に転じれば為替差益の期待できるNRE(RA)に特に資金が集まっている。
英スタンダード・チャータード銀行などは2009年度には1ドル=45ルピーまでルピー相場が上昇すると見ている一方、インドの為替情報会社ベイシックス・フォレクスなどは今後1年はさらにルピー安が続くと予想している。
・【インド経済】米アマゾン、インドでネット通販サイトを立ち上げ [12:32 12/02/03]
・【インド経済】デザイナー衣類市場、2020年には1,100億ルピー規模に―ASSOCHAM予想 [12:23 12/02/03]
・【インド社会】幼稚園の“学費”、都市部では最高40万ルピーにまで高騰 [11:17 12/02/03]
・【インド株】SENSEXは0.76%高、IT・金属銘柄好調で3連騰 [10:44 12/02/03]
・【インド経済】乗用車各社、年明けの販売が好調 [12:41 12/02/02]




