インドチャネルインドニュースインドニュース記事
[PR]

インドニュース

インドニュース記事
[08/02/25-12:21]
【インド経済】ルノー=日産、工場建設でタミル・ナドゥ州政府と合意
調印式の後、報道陣に向けて会見を行う日産のカルロス・タバレス副社長
調印式の後、報道陣に向けて会見を行う日産のカルロス・タバレス副社長
 仏ルノーと日産自動車は2月22日、タミル・ナドゥ州政府との間で、同州チェンナイ近郊オラガダムに工場を建設するための覚書を交わしたと発表した。覚書の調印式にはルノーのパトリック・ペラタ副社長と日産のカルロス・タバレス副社長が出席した。この工場建設計画については、当初参加する予定だったUV大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が撤退した経緯がある。
 
 新工場向けの総投資額は今後7年間で450億ルピー(約1,215億円)以上となり、日産とルノー双方が折半。年産能力は7年かけて段階的に40万台まで引き上げられる。操業開始は2010年初頭の予定で、敷地約270万平米の工場には約100万平米のサプライヤー工場エリアと約4万平米の緑地、約20万平米の貯水池もあわせて整備。雇用創出効果は直接・間接の合計で4万人分が見込まれている。
 
 同日にチェンナイでの記者会見に立ったタバレス、ペラタ両副社長が報道陣に語ったところによれば、新工場ではルノーと日産の両ブランドのインド国内向け車両と、日産ブランドを中心とした輸出用車両を生産する予定で、総生産台数の15%程度を輸出に充てる方針だ。ルノー車用の設備と日産車用の設備は、板金加工などの工程では共通だが、ボディ組み立て、塗装などでは別々になるという。
 
 工場では車両のほか、パワートレインも生産。併設するパワートレイン工場で基幹部品を生産することで、インド国内生産車種については現地調達率を最低でも70%とし、ゆくゆくは100%まで高めたい考えだ。ルノー=日産は、国内市場では今後2012年までに小型車を皮切りに小型商用車、SUV(スポーツ多目的車)、セダンなど8車種を投入する計画で、このうち4車種を同工場で生産し、4車種は完成車輸入で投入する方針。ちなみに、現在両社はインド市場でルノーがM&Mとの合弁で生産するセダン「ローガン」を、日産自動車が完成車輸入でSUV「エクストレイル」とセダン「ティアナ」を販売している。
 
 なお、注目を集めている両社の低価格車開発に関する二輪大手バジャージ・オートとの提携については、正式発表まであと数カ月ほどかかる模様だ。ルノーのカルロス・ゴーンCEOは22日、韓国のソウルで報道陣に対して「年内には提携を発表し、2010年末−11年初めには生産を開始したい」と語っている。



ニュース記事月別アーカイブ

インドニュース

インドコラム

【コラム】FTA はインドの自動車産業にとってチャンス
インドは今年の10月にASEAN諸国との自由貿易協定(FTA)の締結に合意し、2008年12月に調印すると発表しました…[R.C.バルガバ]

【コラム】特殊な国インド?
秋たけなわで、この週末の3連休は各地でイベントが行われている…[島田卓]